三輪そうめんが文化庁の「100年フード」に認定され、話題になりましたね!
そもそも「100年フード」とは何なのか?
なぜ、三輪そうめんが選ばれたのか?気になりますよね。
三輪そうめんが「文化庁100年フードに選ばれた理由」と「三輪そうめんの人気お取り寄せ商品」を
調べてみました。
1.文化庁が認定する「100年フード」ってなに?
2.「三輪そうめん」とは
①三輪そうめんの「歴史」
②三輪そうめんの特徴
3.「100年フード」に選ばれた理由
4.人気お取り寄せ銘柄3選
5.まとめ
文化庁が認定する「100年フード」ってなに?
「100年フード」とは、日本の豊かな自然風土と歴史や伝統によって、長年地域で受け継がれてきた食文化を
「100年フード」と名付け、次の世代にも継承していこうと文化庁が設けたものです。
【100年フードの認定基準】
①地域特有の食文化であること。
(地域に根差したストーリー性がある)
②世代を超えて受け継がれてきた食文化である。
(二世代以上に渡って継承され現存する食文化)
③100年を超えて継承する団体が存在していること。
①~③の基準を全て満たした食文化が「100年フード」として
認定されるんだって!
「三輪そうめん」とは
①三輪そうめんの「歴史」
奈良時代、お米や野菜などの農産物が冷夏の影響で収穫ができず、食べる物がなくなった人々が
飢えに苦しみ次々と亡くなっていきました。
大神神社(日本最古の神社でおおみやじんじゃと言います)の宮司だった穀主(たねぬし)が、
飢饉と疫病に苦しむ民を救済しようと神様に祈願したところ、神の啓示を受け、三輪の里が小麦の栽培に
適していることを知ります。
穀主(たねぬし)は、神からの啓示により、三輪の里に小麦の栽培をはじめました。
そして、小麦を三輪山から湧き出る水と水車を利用して石臼で挽いて小麦粉をつくり
こね延ばして糸状にしたものが、そうめんの起源と伝えられています。
このことから、大神神社で毎年2月5日に、その年の「三輪素麺」の販売価格をご神意によって決めて貰う
「卜定祭(ぼくじょうさい)」が行われています。
大神神社で三輪素麺の卸値占うト定祭 「にゅうめんマップ」も完成:朝日新聞デジタル https://t.co/EoGesKG81N
— 朝日新聞奈良総局 (@asahi_naraken) February 6, 2023
その後、江戸時代に入ると、三輪素麺はお伊勢参りの途中で訪れた人々を魅了し、『日本山海名物図会』の書物
では“大和の三輪そうめんは日本一”と紹介されました。
そして、手延べそうめん作りも各地に広がっていきました。
②三輪そうめんの特徴
材料は、「小麦粉」と「三輪山の山中から湧き出る良質な水」と「塩」。
三輪そうめんは、11月~3月の寒い時期に作られるそうです。
奈良盆地という地形から、冬はとても冷たい季節風が吹き下ろしてくるため、天日干しされるそうめんは
しっかりとしたコシと歯応えのあるそうめんになります。
三輪そうめんの特徴は「細さとコシの強さ」。
そして、三輪そうめんは茹でた後も、茹でのびしにくく、コシが保てるので、冷やしても、温めても、
炒めても美味しく、食べ方も自由自在とのこと。
夏場は冷やしそうめん。冬場はにゅう麵にして食べてる!
冷やしても、温めても美味しい!
「100年フード」に選ばれた理由
三輪そうめんが選ばれた理由として、
奈良時代、桜井市三輪地区の一帯で「そうめん」作りが発祥し、江戸時代には日本一とも称され
現在においても奈良の代表的な特産品であること。
茹でても伸びにくく、コシが強く、冷やしても温めても炒めても美味しいことなどが高く評価されたんだって!
特に評価が高かったものに贈られる「有識者特別賞」を
受賞されたんだって。
人気お取り寄せ銘柄3選
\気品のある極細麺/
三輪山本 極細手延べそうめん 白龍の特徴は「麺の細さ!」直径は約0.6ミリの極細麺‼
麺の茹で上がりは1分!
口当たりがとても優しく、コシがあって大変美味しいく頂けます。
ロゴもお洒落なので、プレゼント用としても喜ばれる商品ですね♪
\細くツルっとした喉ごし/
江戸時代より代々受け継がれてきた池利の三輪そうめん。細くてツルっとした喉ごしで
とても美味しく頂けます!
訳あり商品ですが、味は贈答用のクラスと全く同じ!またお得用なので、ご家庭用、保存食用として
評価の高い商品です♪
\松田の高級そうめんが3種類味わえる/
江戸時代より製麺業を営んでいる「三輪そうめん松田」の代表する麺が3種類頂ける商品です!
太目、普通、極細と食べ比べが出来、麺にコシがあり喉越しがよく、美味しく頂けます♪
まとめ
100年フードに認定された「三輪そうめん」の歴史と選ばれた理由を解説しました。
奈良県の三輪地区一帯で広まった「三輪そうめん」の味を、ぜひこの記事を機会に味わってみてくださいね♪